正常な、TOSHIBA製
MK4018GAP(2.5インチ IDE 40GB)ハードディスクのケースに、ヘッドが壊れてしまった同型のHDDのプラッタと基板を移植し、修理をしてみました。
今回は、そのハードディスクからのデータ救出の様子を記録いたします。
修理の様子は
前回をご覧ください m(_ _)m
IDE→USB変換ケーブルを使って、ハードディスクをパソコンに接続して数秒、マイコンピュータ上に修理を行ったハードディスクが表示されました!
目的のフォルダにたどり着くまで多少時間が掛かる(読み取りをリトライしてる)ものの、エクスプローラーでファイルが表示できました。
しかし、いざコピーを行うといくつかのファイルがエラーで読み取れませんでした。
エラーのあるファイルがコピー対象に含まれていると、途中でコピーが進まなくなり上のような警告が表示され、コピーが止まってしまいます。
このエラーは、容量の大きい動画などでよく発生してしまいました。
場合によっては、上のようにエラー続き・・
どちらも、数回読み取りをリトライして、タイムアウトとなった場合にアラートとなるのかな。
◎動作中のハードディスクの様子です。
シークを繰り返している音が聞こえる・・
どうやら、コピーと同時にデータ(ログ?)も書き込んでしまうようですね。
イベントビューアにも、エラーがたくさん記録されていました・・
ここまで、半日ほどかけて少しずつファイルをコピーしてきました。
(唯でさえボロボロのハードディスクに、ムチ打ってよく半日も動かしたと、記事を書きながらつくづく思った。 短時間で極力負荷をかけずにデータを救出する方法を、しっかり調べてから行わないといけなかった・・)
●この時点でやっと、コマンドプロンプトからエラーをスキップしてコピーの行える、xcopyコマンドを発見したのだが、もうハードディスクの終わりの時が近いのであった・・・
無情にも、コピーを実行する直前にハードディスクから異音が発生し、パソコン上からこのハードディスクは消えたのであった・・・・・(もちろんすぐさま停止させました。)
結果的に悔いの残る結果となってしまいましたが、一時は壊れてしまったハードディスクから、1/3程のデータを救出することができました。
その後再びハードディスクの分解は行っていませんが、近々もう一度分解して見ようかと思っております。
まだまだ未熟者ですが、ご覧頂きありがとうございました m(_ _)m