2011年3月24日木曜日

HDD ニコイチ修理作戦

前回購入した正常な、TOSHIBA製 MK4018GAP(2.5インチ IDE 40GB)ハードディスクのケースに、ヘッドが壊れてしまった同型のHDDからプラッタを移植し、修理できるか試してみたいと思います。
ダメ元で行っております、ご了承ください m(_ _)m


まずは、購入してきたジャンクHDDを動かしてみました。
データの削除がされており、マイコンピュータから見れないので、ディスクの管理からフォーマットしてみました。
ジャンクHDDは壊れてなく、しっかりフォーマットは完了しました。


購入してきた、TOSHIBA MK4018GAP(右)
分解しちゃうけど許してね (>_<)


さっそく、分解を始めちゃいますよ・・
まずは、壊れたHDDから基板を外します。
この基板は、プラッタと一緒に正常なHDDに移植します。

蓋を開けました。
目視では、プラッタの傷などは確認できませんでした。
状態を確認できる動画はこちらのページに貼り付けてあります。

ここで、便利工具を製作!
スピンドルモーターのフランジを緩めるための工具モドキを作っています。

完成しました。
その名もフランジ回し(笑)

フランジ回しでフランジを押さえながら、真ん中のねじを緩めていきます。

フランジが外れました。

ヘッドには触らずに、1枚目のプラッタは外せます。
間にはカラーが入ってます。

ただ、2枚目のプラッタはヘッドのガイドが邪魔で外せないので、ヘッドをプラッタに移動させてガイドを取り外しました。
(後にこの方法より良い方法を発見しました・・ この方法はヘッド同士が接触するので、リスクが高いと思います・・ 下の方の反省点をご覧ください)

プラッタを2枚とも取り外しました。
ホコリの少ない所(タオルを敷いてるだけでダメ?)で作業をしていますが、エアブローはできると便利です。

いよいよ、壊れたHDDのプラッタ(思い出のデータ)を移植します...

分解時と逆手順で組み立てます。
ヘッドのガイド下に、敷板が入るので忘れないようにします。(私は忘れてしまい組み直しました・・)

最後に願いを込めてフランジを締めます。

後はホコリを飛ばして、蓋を閉めれば作業自体は終わりです。
最初に外した基板を移植するのを忘れずに・・


●●反省点●●
リスクを背負ってヘッドを動かさなくても、ガイド上でヘッドを退避させたまま、ガイドを少し動かせばプラッタは外せたかと思います。
この方法ならば、安全率も格段に上がった事でしょう!



◎最後に◎(3/25)
修理後、このハードディスクを動かしてみると・・・
なんと、認識されファイルも表示されるではありませんか!
初めての修理に成功してしまったようです!!
データの救出の様子は、こちらのページに記録しておきます。

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